大阪・ミナミの商業ビルにこの秋、女性専用のネットカフェがオープンした。骨盤矯正マシンやスチーム式美顔器などを備え、基本料金を払えば無料で使える。従業員も女性が中心。男子禁制の「女性の園」だ。
大阪市中央区西心斎橋2丁目の「リラクゼーション・カフェ・スイート」(06・6167・4621)。白と木目を基調にした220平方メートルの店内に、肌の乾燥を防ぐ加湿機能付きの空気清浄器を4台設け、パソコンが使える個室型スペースには、手鏡や観葉植物を用意した。1万冊の漫画の6割が少女コミックだ。
最大の特徴は美容・健康器具7台を集めたリラクゼーションルーム。足先からふくらはぎまで蒸気で温める足浴器や、便秘や冷え性に効果があるとされる骨盤矯正マシンが並ぶ。化粧台も7席あり、ドライヤーや巻き髪用のヘアアイロンも自由に使える。
24時間営業で、料金は初めの30分が280円。以降10分ごとに80円が追加される。6時間で2200円のコースもある。運営するのは市内の旅行会社。井原恵利加店長(26)は「男性客が多くて、なかなか利用できない女性がターゲット。明るく清潔な癒やし空間をめざします」。
日本複合カフェ協会(東京)によると、ネットカフェは4月現在、約2900店でここ数年は横ばい傾向。利用客の7割以上が男性で、ホテル代わりに寝泊まりする「ネットカフェ難民」の存在もクローズアップされている。このため、既存店でもイメージを一新し、女性客の取り込みを図る動きが出ている。
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