2008年11月8日土曜日

高級? ユニーク? "漫画喫茶"を超える漫画喫茶ってなんだっ!?1

漫画喫茶、と言えば、安い料金で漫画読んだり、ネットゲームしたり……、終電逃したときは朝まで休んだり、という場所。「ネットカフェ難民」なんて言葉があるように社会的な問題も浮き彫りになっているのも事実ですが、ここ数年は、高級感を漂わせるお店も出てきています。

そこで、今回は高級漫画喫茶(正確?には、複合カフェと呼ぶとのこと)をご紹介、するのですが、従来の「漫画喫茶」というイメージとは異なる店舗も登場。休息に、食事に、ビジネスに、そして遊びに。進化する漫画喫茶は、いろいろな利用法がありそうです。

シート180席&漫画5万冊! グランサイバーカフェバグース 渋谷店
文化村通りに面したビルの6、7階は、照明をトーンダウンした別世界のような空間。サービスカウンターには、次々とお客さんが出入りします。1日平均の利用者数は1,000人ほどとのこと。さすが渋谷、若者ばかり、なんでしょうか?

「いえ。年齢層は結構高いですね。サラリーマンの方を中心に、30代、40代のお客様も多いです。男性は6割ほどを占めています」。同店支配人栢内(かやうち)さんの答えはちょっと意外でした。渋谷センター街店はもう少し年齢層が低いとのことです。

バグースは高校生もしくは18歳未満は22時以降は利用不可。会員制ではありません。通常料金は初めの1時間が420円、以後15分単位で100円という設定ですが、デイパック(3時間。5時~23時受付)980円、ナイトパック(23時~翌朝8時のうちの6時間)などコースはさまざまです。

2006年に拡大オープンした渋谷店の特徴は、何よりもその規模。シートは180席でバグースの店舗(都内には11店)の中でも最大です。漫画は5万冊をそろえているほか、雑誌500冊、写真集100冊という充実ぶり。パソコンはシートと同じく180台。DVD・プレイステーション2の無料貸出しソフトは200タイトルに及びます。フリードリンクも80種類は用意されています。

取材に訪れたのは平日の午後3時過ぎでしたが、満席に近い状態。ただし、昼間は利用時間が短いので回転率が高いようです。何しろ180席ありますし……。それでも夕方から本格的に混み始め、夜9時頃にはシングルシートは満席になるケースが多いとのこと。土日の利用時間は少し長く、終日、2~3時間利用のパターンが増えます。

受付サービスカウンターはお客が絶えることはありませんが、ブースエリアは静寂そのもの。明りのトーンもほどよく落とされているので、店内は落ち着いた雰囲気が漂っています。6階の奥にはレディースシートもあります。もちろん、完全分煙となっています。

コミック検索システムがあるだけではなく、漫画本にもナンバーが付けられているのは珍しいかもしれません。冊数が膨大なだけに利用者だけではなく、お店側にとっても必要なのではないかと思いました。

人気が高いのは、マッサージシート。最新の機種が6台用意されています。「背中のラインを自動検出する3Dポイントナビシステム」が備わっていて、500種類以上(!)の多彩なマッサージが可能なのだそうです。こちらの体験を狙ってみるのもいいかもしれません。

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